コインチェックからこんなメールが来ました。
トラブルか?と思いきや、まさかの不正流出でした!
国内のビットコイン取引所大手のコインチェック(coincheck)社で、顧客の預かり資産とみられる仮想通貨「XEM」が5.4億XEM、日本円にして約620億円以上が引き出されていることが分かりました。引用:Yahoo ニュース
一気にネム(NEM/XEM)の価格が下がってしまいましたね。
このまま下がる?回復する?
早ければ次の日には回復します。
「取引所で事件がありました!」
というネガティブなニュースが出回るだけで、経験の浅い人たちは、事件のあったコインを念のため売ります。それを見越して投資家たちも売ります。(だれでも損はしたくないですからね)
まあ、このようなトラブルによる下落は一過性のものです。
この手のトラブルは昨年から何度もありましたが、いずれは元の価格に戻ってきます。あくまでも取引所の問題であって、コイン自体に落ち度があったわけではありません。
初心者の人は、むやみに売らない方がいいと思います。
コインチェックはCMなどでかなり露出を増やして来たので、必然的に悪者のターゲットになってしまったわけですね。
参考:ネム(XEM/NEM)のセキュリティは悪くないですよ!
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必ず2段階認証を!
これから仮想通貨を買い始める人に、これだけは伝えたいです。
必ず2段階認証を設定してください。
どんな銘柄がいい?
どこなら手数料を抑えられる?
ハガキっていつ届くの?
気になるのはわかりますが、まずはセキュリティを設定しましょう。
安全に管理する方法
ちなみに最も安全に仮想通貨を保管する方法は「自身で管理する」ことです。
代表的なツールは「ハードウェアウォレット」と言われる仮想通貨専用保存機器です。
家の金庫あるいは財布みたいなものです。
仮想通貨を保管する際に「秘密鍵」という「文字列」が表示されます。この文字列を誰にも見られず、紛失もしない、という管理が求められます。
「第三者が絡まない」というセキュリティ上の利点がありますが、「秘密鍵」を紛失してしまうと基本的に一生仮想通貨は失われます。
完全自己責任ですので一定の知識と理解が求められます。
運営(第三者機関)が管理する
一般的な保管方法が「運営(第三者機関)が管理する」ことです。
代表的なのは、コインチェックのような「取引所」に預けたままにしておく方法です。
イメージとしては銀行ですね。
こちらは「秘密鍵」を目にする事すらありません。完全に取引所にセキュリティを依存する事になりますので信頼により成立します。
とはいえ、第三者が入る事で一定の紛失リスクは必ず生じます。
今回の不正流出あるいはハッキングなどにより、預けていたコインがなくなることもあります。
まとめ
とりあえずこの暴落は一過性です。
上記のようなリスクを考えると「自身で保管する」で管理するのもセキュリティとしてはアリだと考えます。
取引所に預ける場合は、絶対に2段階認証してくださいね!!