「高周波で脂肪燃焼!」などと謳われるハイパーナイフ。
高周波による温熱効果によって、体内を約42℃まで上昇させ脂肪を溶かしていきます。
バターや牛脂を熱すると溶けていくように、ハイパーナイフで温められた脂肪も溶けていく。この理屈はわかりますが「本当に脂肪は溶けるの?」「だったらサウナでも溶けるのでは?」と疑問に思います。
本当のところはどうなのでしょうか?
リパーゼが脂肪を分解
引用:ワムタイムズ
人間の脂肪は「リパーゼ」と呼ばれる酵素が分解を行います。
リパーゼは筋肉の温度が42度付近になると活性し、脂肪を分解し始めます。ただし、42度を超えると、逆にリパーゼの働きが弱くなってしまいます。
ハイパーナイフの1MHzという周波数は、リパーゼが活性化する最適な温度まで施術部位を温めることができる周波数でもあるのです。
脂肪は溶ける
表題の答えですが、実際にハイパーナイフで脂肪は解けません。
ハイパーナイフで「リパーゼが活性化することで脂肪が分解される」のです。
ただ、この説明だとピンとこないので、わかりやすさのために「脂肪を溶かす!」という宣伝をしているわけですね。