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初めから大きく儲けようと思わないこと
銀行に預けていてもほとんど金利がつかない中、積極的に資産運用をしていこうという方が増えてきています。
もちろん利益を出すという事は最終的な目標ではありますが、リターンが大きいほどリスクも大きくなっていくものです。
まずはこうしたことを考えて、大きく儲けようとするのではなく着実に増やしていくという事を意識してみましょう。
しばらく低リスクの運用をしていく中で、運用に関する知識も身についてくるので、ハイリターンの運用はそれから行うのがおすすめです。
リスクがどれぐらいあるのかに注目
資産運用の勧誘チラシなどを見ていると、高いリターンを売りにしているものが多くあり魅力的に見えます。
しかし、注目したいのはその部分ではなく、小さく書かれているリスクについてです。元本割れする可能性があるというものは、投資した金額よりもマイナスになってしまう事もあります。
例えば、手数料などがかかるものもあり、結果的に財産を減らしてしまうという事もあるのです。
はじめは元本保証があるものなどを中心に検討していくのが良いでしょう。
お金が減ってしまうリスクには注意
資産運用をすると、お金が増える可能性はあります。しかし、それは動きが順調だった時の話です。時には、順調に動かない事もあるのです。
初心者の方々は、それが原因で大きな損失をこうむっています。それで資産が大きく目減りしてしまい、資産運用から撤退している方々も、少なくありません。ノーリスクの資産運用の商品はありませんから、くれぐれも注意が必要です。
上がらずに下がってしまったので損失が発生
例えば資産運用の手段として、株という選択肢があります。株価が上昇しそうな銘柄に着目し、運用をスタートする事もあるでしょう。
それでスタート段階では、株価が1万円だったとします。今後は12,000円や15,000円になると予想したので、株を買いました。
ところが株価は、もちろん下がってしまう事もあるのです。一旦は1万円だったものの、様々な要因によって8,000円台や7,000円台などに下落してしまう事はあります。もちろん下がってしまえば、損失になるのです。
リスクはあるので対策は必要
何も上記の株だけではありません。資産運用には、他にも色々と選択肢はあります。最近では、仮想通貨で運用している方々も多いです。
それで初心者の方々は、上記の下落リスクを軽視している事も多いのです。最初に考えていたよりも大きな損失が発生し、含み損になってしまったり、元本割れを起こしてしまう事も多々あります。
ですから「リスクがある」という点は、資産運用の注意点である事は間違いないでしょう。リスク対策は施しておく必要はあります。
余ったお金で運用を
リスクが高いけれど大きなリターンが見込める資産運用を考えている方は、余っているお金で運用をするという事を守るようにしましょう。
生活費や老後費用、子供の教育資金などは手を付けないようにし、それ以外に余っている分を運用していくという形であれば、もしその分のお金を失ったとしても生活に直接影響することはありません。
また、途中で解約すると損になるものも多いですから、急に病気など思わぬことが発生することもあるので、最低限の貯蓄はすぐに動かせるように手を付けないのも鉄則です。