小顔は多くの人にとって憧れのスタイルです。スタイルが良く見える、顔のパーツがはっきりするなど、様々なメリットがあるため、小顔を目指す人は少なくありません。しかし、顔が大きく見える原因や、それを改善するための具体的な方法を正しく理解している人は多くありません。この記事では、小顔になるためのセルフケアからエステで受けられる施術まで、エステティシャンが教える正しい顔痩せテクニックとその驚きの効果について詳しく解説します。
顔が大きく見えてしまう原因とは?
顔が大きく見える原因は一つではありません。骨格の問題もありますが、それ以外にも多くの要因があります。ここでは、顔が大きく見える主な原因についてまとめていきます。
むくみ
顔が大きく見える原因の一つに、むくみがあります。むくみは、体内に余分な水分が溜まってしまっている状態です。アルコールや塩分の摂りすぎなどが原因で、むくみやすくなります。特にお酒を飲んだ翌朝は、顔がむくんで大きく見えることが多いです。
脂肪
太ると顔に余分な脂肪がついてしまいます。余分な脂肪がつくと、二重顎やフェイスラインがぼやけてしまい、顔が全体的に丸く大きく見えます。食生活に気を付けることが大切です。
加齢によるたるみ
加齢により顔の骨が委縮し、顎が小さく平らになることでV字ラインが失われ、顔が大きく見える原因となります。また、肌の弾力を支えるコラーゲンが減少することで、肌全体がたるんでしまいます。
小顔を目指すためのセルフケア方法
顔の大きさを解消するためには、日常的なセルフケアが欠かせません。ここでは、小顔になるための具体的なセルフケア方法を紹介します。
マッサージする
顔のむくみやたるみを解消するために、マッサージを取り入れることが効果的です。以下のマッサージを実践してみてください。
即効性あり!むくみ解消マッサージ
耳やこめかみ、鎖骨周辺はリンパが集中しています。これらの周辺をマッサージしてリンパの流れを良くすることで、むくみを解消します。
1. 両手を顎先にそえて、フェイスラインに沿うようにして耳の前まで10回なぞります。
2. 唇の両端にそれぞれ手をそえて、耳の前まで10回なぞります。
3. 人差し指と中指をそろえて、指の腹を小鼻の横にそえます。そのまま指を頬骨の下からこめかみに沿って10回さすりましょう。
4. 人差し指と中指をそろえて、指の腹を目頭の下にそえ、こめかみに向かって5回なぞります。同様に、まぶたからこめかみに向かって5回なぞります。
5. 両手を額にのせて、こめかみまでぐっと10回なぞります。
6. 両手でこめかみ→耳の前→耳の下→鎖骨の順番に10回なぞります。
内側から!口の筋肉を鍛えるマッサージ
口周辺の筋肉が衰えると、皮膚がたるんで顔が大きく見える原因となります。以下の方法で口の周りの筋肉を鍛えましょう。
1. 口を閉じて舌先で歯茎の表面をなぞりながら、舌をぐるっと1周動かしましょう。時計回りと反時計回りをそれぞれ10回行います。
2. 舌でほうれい線のある場所を内側からぐっと押します。左右どちらも10回ずつ行いましょう。
頭部から健康に!頭皮マッサージ
頭と顔の筋肉は繋がっています。頭の筋肉や頭皮が凝り固まっていると、顔のたるみや皺の原因となります。シャンプーをしながらできるマッサージで、頭の筋肉の凝りをほぐしましょう。
1. ヘアオイルを頭頂部に数滴たらします。
2. 指の腹でオイルを染みわたらせるようなイメージで、頭皮を揉みほぐします。
3. 頭頂部→側頭部→後頭部の順番に、ゆっくりと揉みほぐします。
4. 頭皮が温まってきたら、シャンプーでよく洗い流しましょう。
美顔器の活用
近年、ホームケアとして注目されているのが美顔器です。美顔器はシミやたるみ、くすみなどの肌のトラブルに効果が期待できるアイテムです。たるみやむくみに効果がある機能を持つ美顔器を紹介します。
EMS
EMSは、弱い電流で顔の筋肉をゆるめてほぐせる機能です。筋肉を動かして血行を良くすることで、肌のたるみやシワ、むくみの改善にアプローチします。
RF(ラジオ波)
RFは、微弱な電流で肌の表面にアプローチする機能です。EMSよりも刺激が少なく、目元など皺のよりやすい箇所にも使用できます。
超音波
超音波の振動を利用して、肌の深部まで振動させる機能です。皮下脂肪の脂肪燃焼を手助けし、むくみの軽減やリフトアップ効果が期待できます。
小顔を維持する生活習慣
小顔を手に入れた後、維持するためには生活習慣にも気を付けることが重要です。ここでは、小顔を維持するための具体的な生活習慣について解説します。
水を小まめに飲む
むくみが気になるからといって水分を控えるのは逆効果です。人間の体は1日に約1.5リットル~2リットルの水分が必要です。水分が不足すると老廃物が流れず、体内に溜まってしまいます。こまめに水を飲んで、老廃物を体外に排出しましょう。ただし、寝る前に大量の水を飲むと翌日のむくみの原因になるので、日中から小まめに水を摂るよう心掛けましょう。常温の水を飲むことが体を冷やさずに済みます。
バランスの良い食事
糖分や脂肪分が多い食品を摂りすぎると、顔にも脂肪がつきやすくなります。特に洋菓子などの甘いものは控えめにしましょう。また、塩分を摂りすぎると顔がむくむ原因となります。暴飲暴食や味の濃い料理を避け、バランスの取れた食事を心がけましょう。むくみが気になる場合は、塩分の排出を促すカリウムを多く含む食材(バナナ、ほうれん草、海藻類など)を積極的に摂取しましょう。歯を食いしばる癖がある方は、セロリの葉やきゅうりなど筋肉の凝りをほぐす成分を含む食品を摂ると良いです。
紫外線対策をする
紫外線を浴びると肌の老化が進み、たるみの原因となります。外出時は日傘や帽子、サングラスを使用し、紫外線対策をしっかり行いましょう。室内でも紫外線は入ってくるため、UVカットカーテンの使用や日焼け止めクリームの塗布を忘れずに。
姿勢を正す
猫背になるとリンパの流れが悪くなり、顔や首がむくむ原因となります。パソコンやスマホを使用する際は背筋を伸ばして正しい姿勢を保ちましょう。正しい姿勢はスタイルを良く見せる効果もあります。長時間同じ姿勢でいると血流が悪くなるため、定期的にストレッチを行いましょう。
質の良い睡眠をとる
良質な睡眠はむくみ解消の鍵です。十分な睡眠を取ることで、体内の水分バランスが整い、むくみが軽減されます。睡眠不足は血流やリンパの流れが悪くなり、むくみの原因となるため、規則正しい生活と質の良い睡眠を心がけましょう。
小顔美人を目指す!おすすめのエステメニュー
セルフケアでは効果を実感しづらい場合、エステの施術を受けることを検討してみましょう。ここでは、小顔効果の高いエステメニューを紹介します。
リフトアップフェイシャル
リフトアップフェイシャルは、ラジオ波やサイクロン吸引によって顔の脂肪やセルライトを燃焼させる施術です。顔の余分な脂肪が減ることで、たるみが軽減されリフトアップ効果が期待できます。また、顔から鎖骨までアプローチすることでリンパの流れを促し、むくみや肌のくすみの改善も期待できます。
HIFU(ハイフ)
HIFU(高密度焦点式超音波治療法)は、超音波を使って肌内部の狙った部分にアプローチし、たるみを軽減する施術です。皮膚にダメージが少ないため人気が高まっています。HIFUはSMAS筋膜をターゲットにしてアプローチし、フェイスラインをスッキリとさせます。コラーゲンを引き締める効果もあり、シワの改善も期待できます。
まとめ
小顔になるためには、むくみや脂肪、たるみなどの原因を理解し、適切なセルフケアやエステの施術を取り入れることが重要です。日常的なマッサージや美顔器の使用、生活習慣の見直しなどを継続することで、効果を実感しやすくなります。また、プロのエステティシャンの手を借りることで、さらに効果的に小顔を目指すことができます。日々の努力とケアを続けて、理想の小顔を手に入れましょう。
【参考記事】小顔になるための正しい顔痩せ方法!顔のたるみやむくみを解消しよう|Relax Release