リベルサスは危険？じつは安全性が認められていない！？

2023年7月19日

リベルサスは、GLP-1受容体作動薬の一種で、減量に有効とされる成分「セマグルチド」が含まれています。

血糖値を下げるインスリンの分泌を促進するほか、胃腸の動きを調整し食欲の抑制が可能です。

糖尿病の治療薬として国からも安全性・有効性が承認されています。

このリベルサスですが、最近は美容目的のダイエットで使われることも増えてきました。

これには注意が必要です。

安全性が認められていない！？

じつはリベルサスの認められている安全性・有効性は「２類糖尿病の治療薬として」です。

そのため美容・ダイエットを目的にした場合の安全性や有効性は認められていません。ただし危険性も認められていません。

国民生活センターからも注意喚起があります。↓

自宅で完結？手軽に痩せられる？痩身をうたうオンライン美容医療にご注意！｜国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200903_1.html

こちらの内容では注射薬によるトラブル報告が多いですが、効能については錠剤になったリベルサスについても同様です。

リベルサスの美容目的でのダイエット効果については未承認です。

上述のようにリベルサスに関しては、無効・危険性についても未確認です。

実際にダイエットを成功させている事例はたくさんあるので、ダイエット効果を得られる可能性は高いです。

医薬品なので、副作用はごく稀に起こってしまう人はいます。

主な副作用

胃腸障害（嘔吐、吐き気、下痢、胸やけ）・低血糖・めまい・味覚異常・消化不良・糖尿病網膜症

医療ダイエットは強力な効果がある反面、ある程度のリスクは容認するしかありません。

ちなみに先ほど引用した生活センターの相談で多いのは「解約に応じてもらえない」「未提供分の薬剤等について返金がない」などの金銭トラブルです。

過剰な広告を謳っているクリニックは注意が必要です。鵜呑みにしないように気をつけましょう。

余談ですが、ダイエット薬として認めていられるのは『サクセンダ』という注射タイプのものです。

食事療法および運動療法の補助剤として米国食品医薬局（FDA）、欧州医薬品庁（EMA）の承認を受けた食欲抑制剤です。

ただし、毎日注射をします！

注射が苦手な人には向かない方法です。

さて、、ここまでリベルサスの危険性について述べてきましたが、別に筆者は医療美容にはアンチではありません！笑

むしろお腹が気になってきたなー、と思ったら早めにリベルサスも活用すべきです。

目安としてはBMI25くらいからスタートしましょう。健康診断でちくちく言われ始める値です。

あまり好きでもない運動や食事制限は、かえってメンタルを悪化させてしまいます。病は気から・・・はあります。

医学の力を借りて好きなことに時間を使った方が、身体にも精神にも圧倒的にプラスです。