脂肪吸引

ベイザー脂肪吸引のデメリット【副作用や失敗のリスクはある?】

ベイザー脂肪吸引は、超音波エネルギー「ベイザー波」を脂肪に照射し、結合している脂肪細胞をバラバラにして周辺組織から遊離させます。

この後に、脂肪吸引に使用される医療用の管「カニューレ」で、分解された脂肪細胞を吸引していきます。

周辺組織を傷つけることがないため、ダウンタイムが少なく済みます。

 

アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)で認可を受け、2010年頃から日本でも使用されるようになりました。「第三世代超音波脂肪吸引」と呼ばれることもあります。

部位や個人差はありますが、ベイザー脂肪吸引の特徴をまとめた表は以下です。

 

従来の脂肪吸引
ベイザー脂肪吸引
原理 脂肪塊を引きちぎる 超音波で脂肪を遊離させる
傷跡 3〜4mm 3〜4mm
顔の手術 不可
内出血・痛み あり ほとんどなし
日常生活 戻るまでに時間がかかる 翌日から戻れる

従来の脂肪吸引とベイザー脂肪吸引とで、原理や適応部位・ダウンタイムなどにかなり差があります。

 

最大の差は『効果』です。

ベイザー脂肪吸引は皮下脂肪を90%除去することが可能なので、大幅なダイエットをしたい人向けです。

こちら症例ですが、別人のような体ですよね。ここまで変わると人生が変わります!

「圧倒的に痩せたい」「なるべく体に負担をかけず手術を行いたい」「長期のダウンタイムを取れない」「小顔も目指したい」という人に、ベイザー脂肪吸引はおすすめです。

 

デメリットはある?

従来の脂肪吸引に比べて圧倒的に優れているベイザー脂肪吸引ですが、じつはデメリットもあります。

ここでは、絶対に知っておくべきベイザー脂肪吸引の3つのデメリットをピックアップしてご紹介します。

 

デメリット① 料金が高い

やはり1番のデメリットは料金が高いことです。

部位にもよりますがトータルで30-50万円はかかると思ってください。

そもそも扱っているクリニックも少ないので、従来の脂肪吸引と比較して料金が高いケースがほとんどです。

 

痩せるまでエステやパーソナルトレーニングに通って高額料金がかかることを考えたら、一度で気になる部位を引き締められてリバウンドの可能性も低いベイザー脂肪吸引を受けた方がお得なケースもあります。

 

デメリット② 医師の技術で仕上がりが大きく左右する

医師に技術がないと"キレイには"仕上がりません。

失敗が不安な方は、ベイザー脂肪吸引の認定資格を持っている医師を選ぶのがおすすめです。

指定のセミナーを受け、手術の知識や操作方法などが一定レベルに達した医師には、アメリカにあるベイザー脂肪吸引の販売元・SOLTA MEDICAL社から「認定証」が付与されます。

ポイント:
この「認定証」はクリニックごとではなくドクター個人で取得するものなので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

デメリット③ 多少は痛みもある

麻酔を使用するので手術中の痛みは感じない場合がほとんどですが、術後の痛みは多少あります。

それでも従来に比べれば全然軽いですが「全く痛くない」とは考えないようにいてください。

不安な人は手術後の痛み止めのアフターフォローについて、カウンセリングで相談しましょう。

 

ベイザー脂肪吸引の失敗のリスク・副作用

▼主な副作用

  • 腫れや内出血
  • つっぱりや硬さを感じる
  • カニューレ挿入跡が残る可能性

従来の脂肪吸引よりは軽いので、数日で気にならなくなります。

 

失敗のリスク

失敗するパターンとして可能性があるのは「皮膚表面に凹凸ができる」「バランスが悪い」「細くなっていない」などです。

このような仕上がりは、取るべき脂肪・取ってはいけない脂肪の見極めができていなかったりすることが原因です。

ほとんどの場合、医師の技術不足が問題です。

上述のように必ず認定の受けているドクターを選ぶようにしましょう。

 

アフターフォローが充実したクリニック

ベイザー脂肪吸引の手術後は、アフターケアが必要になります。

自宅でできるセルフケアもありますが、万が一症状がでたときにすぐに相談できるクリニックだと安心です。

 

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