【サーモシェイプの誤解】周波数は高い方がいいの?

サーモシェイプはインディバの約100倍もの周波数で脂肪を分解することができるのです!

これはあるエステサロンのチラシで見かけた一文です。

あたかも「サーモシェイプはインディバの100倍凄い!」みたいな言い方ですよね。

これは少し注意が必要です。

周波数とは

周波数は「MHz:メガヘルツ」 という単位で表記されています。

一般的にラジオ波の周波数というのは、0.03MHz~300MHzで、実際にエステで使われるラジオ波は、0.3MHz~30MHzくらいです。

ちなみに、1MHzは1秒間に電気が100万回振動するということです。この電気振動により脂肪を振動させ、熱を生み出すのがラジオ波エステ機器の仕組みです。

  • サーモシェイプ 40.68 MHz
  • ハイパーナイフ 1 MHz
  • インディバ 0.44 MHz

サーモシェイプの周波数が一番高いですね。
しかし「やっぱりサーモシェイプが一番いいのか?」というと、そうではありません。

周波数と脂肪の温まりやすさ

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上図のように、脂肪が温まりやすい周波数というものがあります。

これは受信する周波数によりラジオのチャンネルが切り替わるのと同じで、ある周波数に近づくと脂肪が温まりやすくなり、周波数を上げすぎると、脂肪は温まりにくくなっていきます。

 

脂肪は0.5?2MHzあたりで温め効率が最大になります。
インディバやハイパーナイフの方が、脂肪を温める力はあります。

つまり「周波数が高い=脂肪が燃焼しやすい」と、いうわけではありません。くれぐれも注意しましょう。

周波数が高いほど深部に届く

もちろんサーモシェイプが周波数を高くしているのにも理由はあります。

周波数は高いほど、カラダの奥にまで届きます。深部の脂肪にアプローチするなら、周波数の高いものがおすすめです。

サーモシェイプは脂肪の温め効率が少し下がる代わりに、カラダの深い部分の脂肪にまでアプローチできます。

それぞれの機器に一長一短があります。あなたに合ったラジオ波機器を選びましょう。

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