フェイシャルメニューとしても人気の『ハイパーナイフ』ですが、気になる"シミ"にも効果はあるのでしょうか?
エステで癒されながら、シミも薄くなっていったら最高ですよね。
ハイパーナイフフェイシャルによる主な効果は「小顔」「リフトアップ」ですが、高周波による温熱とマッサージにより、他にもいろいろな効果を発揮します。
●しみ・しわ・たるみ改善
●肌質改善
●ターンオーバーの促進
●しみ、くすみの改善
●たるみ、二重あごの軽減
●むくみの軽減
●キメを整える
●ハリを出す
●首、肩のこり解消
公式ブログの中でもハイパーナイフのシミ改善については効果があるように言及されていますが、具体的にどのくらい効果があるのかは分かりにくいですね。
結論からいえばシミの種類によります。
本記事では、シミの種類別にハイパーナイフで薄くできるのかを解説していきます。
シミの種類①:老人性色素斑
老人性色素斑は、顔中どこにでもできる円形のシミです。その大きさは様々で、一般的に「シミ」と呼ばれているものに当たります。
平らで境界が比較的はっきりしている茶褐色のシミです。
主な原因は紫外線です。
紫外線の浴びすぎによって、お肌のメラニンが増加し うまく肌から排出されずに残ると老人性色素斑ができます。
→老人性色素斑はハイパーナイフでかなり薄くなります。
高周波の温熱効果でターンオーバーが正常化するので、徐々に排出されます。
シミの種類②:色素沈着
火傷・ニキビ・虫刺され・かぶれ・アトピー・切り傷など、様々な原因によって皮膚が炎症を起こし、その跡がシミとなってお肌に残ります。
自然に消滅することもありますが、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)や紫外線の影響によって残るケースもあります。
→早めにハイパーナイフでケアすることで、ターンオーバーされ大部分が改善します。
逆に ケアが遅れてしまうと、深部に残ってしまうので注意が必要です。
シミの種類③:そばかす
目の下から頬骨にかけて、直径1~4mmの丸い小さなシミが複数できるのが特徴です。雀卵斑とも呼ばれます。
そばかすは、遺伝との関連性が高いといわれており、早い方では3歳ごろから出始めます。
通常は大人になるにつれて、色が薄くなる もしくは消える場合が多いため、そこまで心配する必要はありません。
シミの種類④:ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
額の両側や頬骨部にいくつかまとまって出現するシミです。鼻の穴付近にも見られることがあります。
実際には、シミではなく後天性のアザの一種です。
真皮層にメラニン色素が溜まり、色素が表面に透けて見えることで現れると言われています。
こちらも原因は特定されていませんが、遺伝や紫外線、ホルモンバランスの乱れが深く関わっています。
→ハイパーナイフだけで薄くしていくのは難しいです。
薄くするためにはレーザー治療が必須になります。
シミの種類⑤:肝班(かんぱん)
頬骨のあたりを中心にもやもやと左右対称に生じるのが特徴です。目の周りを避けて発生し、場合によっては額や口周りに出ることもあります。
また、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の多くが肝斑と誤診されています。
肝斑のたしかな原因は分かっていませんが、主に女性ホルモンの影響が大きいと言われています。妊娠や経口避妊薬が肝班の発症を促したり、症状を悪化させたりする特徴があるためです。
→シミの中で1番厄介な種類です。熱による刺激でも悪化する可能性があります。
ハイパーナイフは避けた方が良いでしょう。
レーザー治療でも悪化することがあるので、肝斑治療の実績があるクリニックを選びましょう。
最大手の
<湘南美容外科クリニック>さんでは外用薬(塗り薬)での治療も行っています。症例数もNo. 1なので誤診の確率も低くなります。他に専門のクリニックがなければこちらが無難です。