ハイフ(HIFU)は高密度の超音波によって皮下細胞を焼く施術です。
この軽い火傷によって、筋膜を引き締めたり、コラーゲン生成を促すわけですが、当然この時には『痛み』も伴います。
具体的には、ハイフの施術中に感じる痛みは 2種類あります。
1:骨に響く痛み
一つ目は『骨に響く痛み』です。
例えると骨や歯にズーンと響くような痛みです。
ハイフは皮膚の深層や筋膜を狙って、超音波を使用して施術します。
この超音波を脂肪や筋膜が吸収しきれず骨まで届きます。
骨の表面には知覚神経が通っているので、超音波が当たった際に痛みを感じるのです。
そのため骨に近い部位ほど痛みを感じやすいと言われています。
2:熱による痛み
二つ目は『熱による痛み』です。
そもそもハイフは熱を発生させ、美容やエステ効果をもたらす施術です。
熱による刺激で、肌がチクチクしたり熱さを感じたりします。
人によっては、この熱刺激を"痛み"と感じる方もいるでしょう。
また顔や身体はもちろん、各部位でも痛みの感じ方が異なるので注意しましょう。
例えば目の周りは熱によりチクチクし、フェイスラインは骨が近いので響くような痛みを感じます。
このように同じ顔の中でも感じる痛みが違うのです。
どのくらい痛い?
ただし、これらの痛みは「我慢できる程度だった」という声が多いようです。
中には全然痛みを感じなかった人もいます。
クリニックによっては麻酔クリームなどで痛みを抑えることもできます。
また、近年では痛みに配慮されたハイフ機器も登場しています。
痛くないハイフとは?
最も痛みが少ない機種は『ソノクイーン』というマシン。
これは『点状照射』という熱照射方法が用いられています。
点状照射はピンポイントで熱を与えるため、狙った皮膚以外の組織が傷つかない上、痛みが少ないことが特徴です。
そのため、ソノクイーンは痛みが苦手な方に向いているハイフです。
▶︎ソノクイーンの効果はいつまで続く?「長続きさせるポイント」
まとめ
いくら綺麗になるためとは言え、痛みを我慢するのは辛いですよね。
実際にハイフは施術中も照射の調整が可能です。
なので、なるべく痛みを抑えて施術を受けるためにも、経験豊富なクリニックを選ぶ事が大切です。
実力のある施術者なら痛みを感じやすい部位を把握しているので、調整しながら施術してくれます。
できればエステサロンではなくクリニックに行きましょう。
参考:HIFU(ハイフ)を安全に受けるならクリニックがおすすめ【費用もお得】