ほくろの位置や大きさによって、ほくろの除去を考えられる方は多くいらっしゃると思います。
そこで、ほくろ除去の方法と安くて高品質なクリニックの選び方についてお伝えします。
ほくろを除去する方法は「レーザー治療」と「切除手術」です。
レーザー治療
炭酸ガスレーザーをほくろに当てることで細胞の水分が、レーザーエネルギーを吸収し『蒸散作用』という破壊でほくろをを取り除きます。
ジリジリ焼き切るというより、バチって弾ける感じになります。
炭酸ガスレーザーは盛り上がったほくろや小さいほくろ、シミを取り除ける治療法で、肌奥深くの組織や周りの皮膚に余計なダメージを与えない点が特徴です。
ほくろだと思ったらシミだったということもあります。
傷跡も残りにくいため、手軽な治療法として知られ、治療時は局所麻酔で、痛みを抑えることもできる治療法です。
切除手術
切除手術にも大きく2通りの方法があり『くり抜き法』と『切除縫合法』です。
くり抜き法
くり抜き法とは、メスを用いてほくろを円形にくり抜く手術方法のことをいいます。
ほくろを円形にくり抜いた穴は縫合せず、自然にふさがるのを待ちます。
切除縫合法
一方、切除縫合法は、ほくろをメスで切除後、周囲の皮膚を引き寄せ縫合し、傷を完全に閉じる手術方法です。
縫合した傷跡は直線状で、ほくろの直径2倍〜3倍の大きさになります。
丁寧に手術することで、傷あとの目立ちは抑えられ、凹みが残りづらいという特徴があります。
※良いクリニック選びが重要になります。
切開法は選べる？
適切な切除手術は、ほくろの位置や大きさにより違います。
大まかに大きいほくろには切除縫合法を、鼻や目、口周りにはくり抜き法が採用されます。
希望を伝えることはできますが、だいたいだの場合、カウンセリングしてくれた医師の判断にゆだねることになります。
術後の注意点
レーザーにしろ、切開にしろ、ほくろを取り除いた箇所は、傷が塞がるまではすごく繊細な状態です。
紫外線による色素沈着（シミ）が起こりやすくなる傾向にあるので、完治するまでは外出時には引き続きテープを貼り、合わせて紫外線対策が必要です。
再発の可能性がある?
上述のように、傷へのダメージによってシミができることはありますが、再発する可能性は低いです。
ただし大きいほくろは、肌の奥深い真皮層まで達するものもあります。
ほくろの表面から削り取る施術法の炭酸ガスレーザー法は、大きいほくろや根の深いほくろをいっぺんに切除するのには不向きです。
施術時、ほくろの再発に不安があれば、その都度医師に相談してみるといいでしょう。
良いクリニックの特徴
ほくろ除去を行えるクリニックのほとんどに、公式サイトがあります。
そこで、公式サイトから分かる良いクリニックの特徴について紹介します。
症例の写真が紹介されている
公式サイトで症例写真が紹介されている点は、良いクリニックの特徴として挙げられます。
症例写真が紹介されているということは、それほど、施術数があるということです。
施術数が多ければ、多いほど、経験を積んだ医師が在籍している証になり、良いクリニックといえます。
また、事細かく説明があったり、経過写真が掲載されているクリニックもあるので、事前に施術後が想像できる利点でもあります。
施術料金が明示されている
審美目的のほくろの除去は、自由診療となり、保険適用外になります。
自由診療は、ほくろの種類やサイズ、ほくろの位置により価格が異なるため、施術料金が正確に明示されているかも特徴として挙げられます。
施術料金の明示の確認は、不要なトラブルを避けるためにも大切な点ですので、事前に確認しておきましょう。
