思い切って開業したものの、思わぬトラブルで経営がうまくいかなくなることはあります。とはいえ、事前に予期できる問題はいくつかあります。
以下、問題になる可能性が特に高い4つの項目を消化します。事前に解消しておくことで、開業後のスムーズな経営を行うことができます。
マーケットリサーチ
開業予定の商圏ではどのようなサロンがあり、どこのサロンが人気を集めているのか。または、どのようなサービスが望まれているのかを調査しましょう。
かなり手間ですが「街頭アンケート」などは、実施してみる価値は大いにあります。
初期費用
保証金・内装費・設備投資の初期費用(イニシャルコスト)を準備しなければなりません。保証金は交渉次第で最小限に抑えることができます。
しかし、内装や設備に関しては、節約しようと思って費用をケチってしまえば「みすぼらしいお店」になり、結果として高単価を取れないお店になってしまいます。
集客
広告やチラシ、看板などが一般的です。しかし、エステは化粧品やサプリメントのようなモノ商品ではなく、体感・体験を売るコト商品なので、口コミや紹介制度によって新規集客を図ることも可能です。
スタッフ教育
サロンのスタッフ教育は、オーナーやマネージャークラスの人が担当しているケースがほとんどですが、ぜひ外部講師を招く方法にも注目してみてください。
外部委託することで「オーナー 対 スタッフ」から「インストラクター 対 オーナー&スタッフ」という教育形態になるので、オーナーとスタッフの距離が縮まり、組織の活性化につながります。