1.デザイン
エステサロンのメニュー表には、コース紹介などで数万~数十万の料金を案内するときもあります。
数十万円のコース契約は高級品の購入です。
お客様も数十万のメニューを購入するとなると、ワードなどの文章作成ソフトでデザインし自宅のプリンタで印刷したメニュー表では、購入意識が下がってしまいます。
思い切ってデザイナーに委託してみましょう。メニュー内容やコピー、掲載写真を自分で用意できれば、安く外注できます。
クラウドソーシングサービスなどを利用すれば、A4サイズ(片面)を5枚1万円で制作していただけます。5000円程度で高質な紙への印刷も可能です。
ちなみに「ココナラ」というサイトなら、3000〜5000円で依頼できます。おそらく最安値でしょう。
2.写真
写真は施術内容をイメージさせるために最も有用な媒体になります。たった一枚でも載せているのと載せていないのでは、受け手の印象は大きく変わります。
HPやホットペッパーにも施術写真を掲載するとは思いますが、最後の一押しを求められるメニュー表にも写真は載せましょう。
ポイントとしては
デジカメによる撮影でも十分です。
さすがにスマホで撮影した写真は控えましょう。
思い切ってプロのカメラマンにお願いするのもアリです。
「百聞は一見にしかず」というように写真が与える情報量は文章の100倍です。HPやホットペッパーなど写真を利用する機会は多くあるので、一度はプロの写真家に撮影をお願いするのもオススメです。
3.キャッチコピー
メニューの段階でターゲットを絞り込む必要があります。
・アロマトリートメント
・リンパマッサージ
・ラジオ波
というようにターゲットを絞らない表記よりも、
・ストレスからくる肩の疲れをほぐすアロマトリートメント
・40代の顔のむくみを改善するリンパマッサージ
・長時間の立ち仕事による疲労回復を早めるラジオ波
悩みの部位や「こんな人」というイメージを織り交ぜることが重要です。
「なんでも対応する医師・病院」よりも「消化器専門の医師」「呼吸器専門の病院」の方が安心します。病名が明確で、治療に高額を要するのであれば、なおさらだと思います。
エステサロンのコース契約も同じです。
せっかく持っている技術を減らして伝えるのは、もったいない!
30代と限定してしまうと、50代のお客様を取りこぼしちゃう気がしてもったいない!
あなたのサロンのファンなら話は別ですが、そうでないお客様にはなかなか興味を持ってもらえません。
高額商品を案内するエステサロンのメニュー表は、思った以上に手を抜けないツールです。
投資してでもクオリティを上げておくべきです。広告やHP作成よりも低価格な投資です。
まとめ
高単価のコース契約に「メニュー表」は無視できないくらいに重要なツールとなります。
ほんの少しの初期投資で、契約率のUPに繋がります。ここは出し惜しみせずに注力しましょう。